- この所、治療終了後20年以上経っている人が来ます。
その中で『下顎の前歯が凸凹になったのを治したい』という人です。
- カルテを見ると、16年前に下顎智歯の抜歯を大学病院に依頼してます
・・・・マ、行かなかったのは本人の都合ヨ…ネ。
は上方に普通に萠出して左側の歯列の乱れはかなり少ない
( が少し押されました) それに対して は水平智歯化していて
顎の中で前の歯を押し は捻転に近心移動 は 全体の近心移動をしています。
- この頃まだ智歯の萠出力は弱く、前歯に影響を与えないという
デタラメ論文を書いているバカがいます。
( まぁ、ここは 〔詐欺師〕と言わず 〔バカ〕としたのは武士の情です。 )
- 臨床をしていれば凸凹、開咬、犬歯の低位唇側になる例は
山ほどあるのが判る、と思うのですが・・・・・・
- ここで凸凹等になる人と、ならない人の見分け方を示します。
ローアングル+よく噛む人+鼻呼吸の人⇒智歯の影響を受けにくい
ハイアングル+丸飲みの人+口呼吸の人⇒智歯の影響をモロに受ける
結論を言うと、こうなります。
- より判る様に図を描くと
- ローアングルの人はハイアングルの人と比べて咬筋の量が倍有り
咬合平面と咬筋の走行が垂直に近い為に歯列は智歯の影響を
受けにくい。
それに対して
- ハイアングルの人は、咬筋の量が少なく歯列 - 咬合平面と
咬筋の走行が斜めの為、歯牙に力がかかりにくく
智歯の萠出力で動きやすいという傾向があります。
良く覚えておいて下さい。デタラメ論文を決して信じないこと! |